2012.7.22 みるくるーむ「セーファーセックスとはなにか?」

なんでこんなみるくるーむを開くことになったのか?

「セーファーセックス」というときに、よく啓発活動などで言われているような
「とにかく正しくコンドームをつけよう!」というのは知識としては理解できるが、
実際問題として『実行されているのだろうか?』という疑問がある。
たとえば「フェラチオをする際にコンドームで使う」って観点がそもそも皆の頭にあるのか?
という疑問から、様々な立場から現状について意見交換の場を設けるために開催しました

chotcastなんばの会議室前にひっそりとはっておきました(^O^)
まずはみるく・るの紹介と自己紹介、今回のみるくるーむテーマについてお話しました。
ゲストは大阪府立大学東優子先生を
お迎えしました
@まずは”セックスの行為”をあげて、各行為で感染する可能性のある病気をあげました。
A@であげた病気の感染を防ぐ方法(例:コンドーム、デンタルダムなど)をあげていきました。


ここからみんなお菓子とお茶を飲みつつ、これがセーファーセックスなのか?
というお話をしてきました。
○どんな病気を防ぎたいと思っているのか?
  - やっぱり妊娠を防ぎたいという思いが強くない?
  - コンドームとかつけないと病気に感染する可能性があるってわかってはいるけどやらない。
  - HIV/AIDSが怖いって思うのはやっぱり死や治らない病気って思うから、怖いのかな。

○さっきあげた”セックスの行為”と感染を防ぐ方法はセーファーセックスの理想だと思う?
  - 公衆衛生の考えでは理想なのかなぁ。
  - 公衆衛生上でも何でみんなはコンドームとかをつけないのかなぁ。
  - 自分は大丈夫と思っているのか。
  - 自分を守るっていう意識が低いのかな。もめごとを起こしたくないのかなぁ。
  - コンドームを装着している姿が格好悪い、ダサいって
    思ってつけたがらない人もいるよねぇ。
  - インフルエンザが流行するとマスクをするのに、性感染症が流行しても
    コンドームとかしないのは何でなの?
  - やっぱりプライオリティの差なのかな。セックスは”娯楽”レベルだけど、
    インフルエンザは日々の生活に影響するからかな。

○活動していてよく言われる、「こういう活動しているから毎回コンドーム使ってるの?」
  - よくこういうこと言われるけど、実際は違ったりするよね。
  - ピルという味方で、たまにいいかなぁと思うときもある。
  - でも病気のリスクもわかってて、自分が選択しているのだからいいのでは?
  - 活動ではコンドームを絶対つけて!といっているわけではないのだから、
    自己決定を促せるように病気の知識と予防方法を伝えていけばいいと思う。
<みるく・るの思い>
やっぱりセーファーセックスってなんだろう?と最後に思ってしまう気持ちが
大きくなってしまいました(^^;)
でも自分の行動と活動が正反対になっている。なんでそうなってしまうんだろう。
身近に感じられていないのか?
そんな思いをメンバーで持っていたが、やっぱりみんなに「自己決定」を促せるように、
病気の症状や感染経路、コンドームやデンタルダムなどの
予防方法をみんなに知ってもらうのがいちばんだという結論になりました。
これからも多くのみなさんへこの思いを伝えていけるようにがんばります

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